2019 年 75 巻 2 号 p. I_185-I_193
既設アスファルト混合物の劣化性状を確認するためには,現地採取コアを用いた試験が必要と考えられるが,橋面舗装のように比較的薄層のコアを評価しようとする場合,既存の試験が適用できない場合がある.そのため筆者らは,薄層の供試体でも試験が可能な繰返しねじりせん断試験機を開発し,その適用性を検討してきた.本研究では,繰返しねじりせん断試験の各種試験条件が試験結果に与える影響を明らかにし,アスファルト混合物の力学的特性を十分に評価できることを示した.また,供試体厚さの違いが繰返しねじりせん断試験結果におよぼす影響を明らかにし,供試体厚さが異なる場合でも同一の指標で評価が可能となるように厚さによる試験結果の補正方法について提案した.