2020 年 76 巻 2 号 p. I_39-I_44
普通コンクリート舗装として舗設されていたが,何らかの理由によりアスファルト舗装でオーバーレイを施された構造となっている路線は,高度成長期に整備された路線を中心に数多く存在している.このような舗装構造の場合,表面のひび割れは路面調査により損傷状況を把握することができるが,アスファルト混合物に覆われたコンクリート版の目地部は直接調査を行うことができない.さらに路線一体が同様の舗装構造となっていることが多く,補修範囲が広範囲に及ぶことから効率的な調査が求められている.
本報文では,アスファルト混合物に覆われたコンクリート版の目地部の健全度を評価するために,目地部を評価する項目の一つである荷重伝達率を効率的に調査する方法について検討した内容を述べるものである.