抄録
本研究は,住民のまちづくり意識が希薄な地域を対象とし,住民参加意識醸成のための効果的なワークショップ運営の検討を試みるものである.参加者の活発な発言量,および参加後の意識に影響を及ぼす要因を分析するためのモデルを構築した.その結果,公募参加者,熟年者,討議中に提案する者,議論が活発な班に所属している者が活発に発言する傾向にあることがわかった.また,ワークショップ参加回数の多い者は今回参加したワークショップに対する満足度が高く,当該者,若年者,積極的に発言する者は今後のワークショップに対して積極的な参加意識をもつ傾向にあることが明らかとなった.