土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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和文論文
圧縮残留応力付与された溶接継手部の変動振幅荷重下での疲労特性
田井 政行三木 千壽
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2015 年 71 巻 1 号 p. 139-151

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抄録
 本研究では圧縮残留応力が付与された溶接継手部の変動振幅荷重下における疲労強度改善効果の検討を行った.圧縮残留応力の導入には,ピーニング処理及び低温相変態溶接材料による付加溶接を用いた.さらに変動振幅荷重疲労試験中の残留応力分布を穿孔法により計測を行った.その結果,ピーニング処理により導入された圧縮残留応力は,変動振幅荷重中の最大荷重によってその一部が解放されることを明らかにした.それゆえ,ピーニング処理による変動振幅荷重下における疲労強度改善は一定振幅荷重下と比較して低くなり,破断時の疲労損傷度は修正マイナー則に基づいた場合でも0.2程度であった.変動振幅荷重中の最大荷重を一定振幅荷重の最大荷重とした疲労試験結果をベースに線形被害則を適用することで安全側に疲労寿命を推定できることを示した.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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