抄録
本論文では二次元有効応力解析に適用するための杭の先端支持力のモデル化方法の提案を行った.まず,遠心力場における杭の鉛直載荷試験を実施して現象を把握した上で,その三次元解析による再現を行った.そして,三次元解析の妥当性を検証した上で,三次元解析による杭の先端支持力の荷重変位関係を求め,その荷重変位関係を再現できる非線形ばね要素を二次元解析に適用することとした.このとき,非線形ばね要素の特性としてはHirayama(1990)が提案する双曲線近似を用いた.最後に,提案した非線形ばね要素を用いた実験の再現解析と被災事例の解析を行い,提案手法の適用性を確認した.