土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
地震工学論文集第35巻(論文)
橋桁の影響を考慮した液状化地盤上にある橋台の地震時応答に関する基礎的研究
梶田 幸秀柿永 恭佑宇野 州彦北原 武嗣
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 72 巻 4 号 p. I_338-I_347

詳細
抄録
 本研究では,液状化地盤上にある両側に橋台を有する高架橋の地震時応答に着目し,橋桁を考慮しない場合と考慮した場合との応答比較を行った.橋桁を考慮した場合,橋桁が橋台前面側への倒れ込みを抑制するため,橋台の応答変位は大幅に減少すること,それに伴い,杭頭部の変位も大きく減少することが確認できたが,杭に発生する曲げモーメントについては,橋桁を考慮しても大きさはそれほど変わらないが分布形状は変化することが確認された.橋台背面地盤の沈下量についても橋桁を考慮すると,橋桁が無い場合に比べて低減することが確認でき,液状化層の厚さが厚くなると橋台背面アプローチ部の段差が大きくなることがわかった.
著者関連情報
© 2016 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top