2019 年 75 巻 5 号 p. II_27-II_35
本研究では,腐食した鋼桁端部の補修として,ハイブリッドFRP引抜成形アングル部材を使用する補修方法を提案する.鋼桁端部を模擬した供試体に腐食減肉を想定した断面欠損を人工的に設け,ハイブリッドFRP引抜成形アングル部材を接着接合もしくは接着接合とボルト接合の併用接合によって供試体に接合した補修供試体に対して,支点上鉛直荷重に対する耐荷力実験を行うことで,提案した補修方法の鋼桁端部支点上の柱部材としての圧縮耐荷力に対する性能回復効果を実験的に明らかにした.