土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
地震工学論文集第39巻(報告)
水平・上下動同時入力時の基礎-地盤-構造物系の非線形地震応答に関する基礎的検討
山下 典彦宮脇 幸治郎井口 海都
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2020 年 76 巻 4 号 p. I_774-I_786

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抄録

 耐震設計の標準的手法として動的相互作用の効果を設計に取り込むには多くの課題が残されている.さらに,兵庫県南部地震以降,上下動が大きい地震動が観測され,それに起因すると思われる被害事例が存在するようになったことや,上部構造物の鉛直剛性は水平剛性と比較して大きいため,地盤との動的相互作用の影響も現れやすいことから検討が必要である.本研究では,パラメータ励振の効果を上部構造物に曲げせん断型のはり要素でモデル化し,水平,鉛直及び回転の地盤ばねと剛体基礎に支持される基礎-地盤系の動的相互作用を考慮することで上部構造物は線形,地盤ばねは非線形モデルで解析を行う.そして,上下動やパラメータ励振の有無及び3つの地盤ばねの非線形特性が上部構造物の水平と上下の振動特性や擬似ADRS図に及ぼす影響について検討する.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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