2022 年 78 巻 4 号 p. I_478-I_493
本研究では,震源パラメータ設定が周期に依存した水平2成分の地震動強度の空間特性に及ぼす影響を分析した.横ずれ断層における600ケースの周期・成分別の絶対加速度応答値の分布をモード分解し,モードと震源パラメータとの関係性を機械学習のランダムフォレストによってモデル化した.このモデルに,機械学習モデルの解釈手法である説明可能なAIを適用し,モードごとに支配的な震源パラメータを明らかにした.モード1には周期・成分別の距離減衰勾配が現れ,モード2以上には,地震モーメントの違いによって全域で地震動強度を増減させるモードや,アスペリティ配置や破壊開始点の位置に関するモードが現れた.