土木学会論文集F6(安全問題)
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特集号(和文論文)
ベイズ推定による火山噴火の短期的な危険性評価:御嶽山2014年危機への遡及的適用
池田 一吉田 真也安養寺 信夫
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2015 年 71 巻 2 号 p. I_105-I_110

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抄録

 火山噴火に対する危機管理の意思決定を行うにあたり,最も困難な側面のひとつは火山観測データの解釈である.火山観測データに応じて,火山噴火の危険性を定量的に評価することが可能となれば,火山噴火時の危機管理の意思決定を支援する重要な情報となる.
 本研究では,火山噴火の危険性について,火山観測データを噴火確率として定量的に評価した.具体的には,御嶽山の2014年危機を対象として,火山観測データのうち火山性地震と火山性微動の発生回数のデータを用いて,ベイズ推定により,時々刻々と変化する噴火確率を推定し,火山噴火の危険性を定量的に評価できることを示した.

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© 2015 公益社団法人 土木学会
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