土木学会論文集F1(トンネル工学)
Online ISSN : 2185-6575
ISSN-L : 2185-6575
特集号
坑道と地表面間における弾性波トモグラフィ探査技術に関する研究
横田 泰宏山本 拓治栗原 啓丞
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2015 年 71 巻 3 号 p. I_28-I_37

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抄録
 山岳トンネル工事において,切羽前方の地質状況を精度良く予測することは,安全かつ合理的な掘削を行う上で不可欠である.筆者らは,トンネルと地表面間における弾性波トモグラフィ探査により,切羽前方に分布する断層破砕帯や地層境界の位置だけでなく,その程度まで評価可能な探査手法を考案した.トモグラフィ解析を行うために,発受振システムの時刻同期に関する研究を行い,解析上問題とならない誤差で同期できることを確認した.さらに,掘削発破用トリガ検出装置と自動計測システムを考案し,切羽を止めず,自動的にデータ収録を可能とした.本手法を実現場へ適用した結果は,切羽状況や実施支保パターンと整合し,通常のトンネル掘削を行いながら,精度の高い施工中調査を行えるようになった.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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