東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻
2008 年 2008 巻 p. 20080015
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MPS法は粒子法の一つで, 自由表面を含む非圧縮性流体の解析手法として研究が行われてきている. しかし, 計算される圧力が不自然な数値振動を含んだものとなる問題がある. 本研究では, 圧力計算のためのポアソン方程式のソース項の定式化を新たに提案した. 従来のソース項を3つに分解し, それぞれの項の役割を解明し, 適切に緩和することによって数値振動を抑制した. 本手法を用いて, 静水圧問題およびダム崩壊問題において滑らかな圧力が得られた.
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