日本小児看護学会誌
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訪問看護ステーションにおける小児の受け入れの現状と課題
松崎 奈々子阿久澤 智恵子久保 仁美今井 彩青柳 千春下山 京子佐光 恵子金泉 志保美
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2016 年 25 巻 1 号 p. 22-28

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抄録
【目的】A県内のステーションにおける、小児受け入れ状況と今後の受け入れに対する考えや受け入れに必要な研修及び支援体制を明らかにすること。【対象と方法】A県のステーション管理者111名を対象に、郵送にて無記名自記式質問紙調査を行った。【結果】42名の回答が得られ(回収率37.8%)、選択回答項目は記述統計を用い、自由記述内容は質的に分類した。小児を受け入れていたステーションは、全体の31%であり、病状観察や医療的ケア、遊びの援助等、多様な看護を提供し、主に医療機関と連携していた。加えて、医療機関だけでなく他機関・多職種との連携を必要としていた。小児を受け入れていなかったステーションは、小児を受け入れるためには「小児看護の経験」、「緊急時に受け入れてくれる医療機関」が必要だと考えていた。【結語】今後は、他機関・多職種との連携、小児を受け入れているステーションや看護師の知識と技術を共有する必要性が示唆された。
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© 2016 一般社団法人 日本小児看護学会
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