日本小児看護学会誌
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25 巻, 1 号
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  • 江本 リナ
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. i-
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 友美, 廣瀬 幸美, 永田 真弓
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 1-7
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    学童期の超重症の子どもを育てる母親への支援に関する看護の示唆を得るため、超重症の子どもが日中一時支援施設に通所している母親の体験を明らかにすることを目的に、母親3名を対象に半構成的インタビューを実施し、質的分析を行った。その結果、日中一時支援施設に通所する学童期の超重症の子どもを育てる母親の体験として【超重症の子どもの人生の重みを感じる】【超重症の子どもの生と死にまつわる罪責感がある】【超重症の子どものいる子育てに否定的な自分がいる】【通所を通じて学童期に入った超重症の子どもとの生活に前向きになる】【超重症の子どもと日中一時支援施設での関わりを通じて子どもの生が意味づいていく】が抽出された。学童期の超重症の子どもを育てる母親にとって、(1)移動支援による長時間レスパイト、(2)超重症の子どもと家族の人生を支える日中一時支援施設のスタッフの存在が重要であることが示唆された。
  • 大久保 明子, 北村 千章, 山田 真衣, 郷 更織, 高橋 祥子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 8-14
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、医療的ケアが必要な在宅療養児の療育に関して、母親が体験した困りごとへの対応の構造を明らかにすることである。医療的ケアが必要な子どもを在宅で育てている母親6名を対象に半構成的面接を行い、質的帰納的に分析した。【医療的ケアやわが子独自の体調管理の難しさ】の困りごとに対しては、【専門病院との連携】【急変時の受診体制の調整】【わが子の状態に応じたケア方法の獲得】という"体調管理に必要な環境を整える"対応をしていた。また、【医療的ケアが必要なことによる支援体制の不足】の困りごとに対しては、【わが子の施設受け入れの促進】【ケアを継続していくためのケア担当の調整】【通園・通学のための調整】という"医療・福祉・教育支援の空白を埋める"対応をしていた。母親への支援として、子どもの体調管理に関する継続的なサポート、退院後の子どもの成長や生活状況の変化に応じた支援内容の相談に関わることの必要性が示唆された。
  • 高 真喜
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 15-21
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究は、在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児をもつ家族の在宅生活の現状、看護職へ期待する支援を明確にし、在宅支援への看護の示唆を得ることを目的とした。在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児をもつ母親6名に半構成的面接調査を行った。質的記述的研究法を用いて分析した結果、在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児を療育する家族に関して、6つのカテゴリーが抽出された。家族が同じ境遇の家族との情報交換を退院前に望んでいた結果は、新しい視点である。同じ境遇の家族との情報交換は、在宅移行前後の重症心身障害児と家族の生活を支える大切な資源であり、相談支援の役割を担っていると推察する。在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児をもつ家族は、在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児との在宅生活の質の向上、在宅人工呼吸療法中の重症心身障害児と家族の気持ちに理解のある相談支援を求めていることが示唆された。
  • 松崎 奈々子, 阿久澤 智恵子, 久保 仁美, 今井 彩, 青柳 千春, 下山 京子, 佐光 恵子, 金泉 志保美
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 22-28
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    【目的】A県内のステーションにおける、小児受け入れ状況と今後の受け入れに対する考えや受け入れに必要な研修及び支援体制を明らかにすること。【対象と方法】A県のステーション管理者111名を対象に、郵送にて無記名自記式質問紙調査を行った。【結果】42名の回答が得られ(回収率37.8%)、選択回答項目は記述統計を用い、自由記述内容は質的に分類した。小児を受け入れていたステーションは、全体の31%であり、病状観察や医療的ケア、遊びの援助等、多様な看護を提供し、主に医療機関と連携していた。加えて、医療機関だけでなく他機関・多職種との連携を必要としていた。小児を受け入れていなかったステーションは、小児を受け入れるためには「小児看護の経験」、「緊急時に受け入れてくれる医療機関」が必要だと考えていた。【結語】今後は、他機関・多職種との連携、小児を受け入れているステーションや看護師の知識と技術を共有する必要性が示唆された。
  • 福井 美苗, 本田 順子, 法橋 尚宏
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 29-35
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    家族を1つのシステムユニットとして捉え、こどもの長期入院に伴う家族役割の変化から生じる家族ストレスと家族のストレスコーピング行動を明らかにすることを本研究の目的とし、6家族の夫婦合計12名に半構成面接を実施した。その結果、こどもの長期入院による家族役割の変化に伴う家族のストレス要因として、【病児への接し方に関する戸惑い】【病児のきょうだいに対する気がかりや葛藤】【家事役割の変化と遂行】など、7つのカテゴリが抽出された。また、それから生じるストレスに対処するための家族のコーピング行動として、【家族内コミュニケーションを増やす】【友人・ピアと交流する】【医療者から支援を受ける】など、7つのカテゴリが抽出された。長期入院するこどもとその家族を支援するには、家族員個人への支援だけでなく、家族がもつストレス要因を除去または軽減させることや家族のストレスコーピング行動を促す支援が必要である。
  • 神道 那実, 大西 文子, 増尾 美帆
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 36-42
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究は、慢性疾患をもつ子どもの社会復帰過程における専門職者の支援の現状を明らかにするため、慢性疾患をもつ子どもに関わる専門職者22名に半構造化面接を実施し、質的記述的研究を行った。その結果、【病気と療養行動に必要な知識の提供】【内服・自己注射などの療養行動の促進と見守り】【退院後をふまえた入院中の生活リズムを整えるための援助】【入院中における家族と園・学校との情報交換】【復園・復学時の主治医・看護師による園・学校への情報提供】【復学時の家族による学校への情報提供】【園・学校生活における園・学校と家族の連絡・相談】【学級担任による教職員・他の生徒の理解と協力を得るための働きかけ】【園・学校で療養生活が安全・確実に行えるための配慮】【他の子どもと同じような園・学校生活が送れるための配慮】【病気をもつ生徒への学級担任・養護教諭としての継続的な役割遂行】という11カテゴリーが抽出された。病院は医療的側面から、学校は生活的側面から子どもを支援していたが、両者の連携は家族に頼るところが大きかった。従って、家族機能の向上を目指すために家族の負担軽減に対する支援が必要である。
  • 上原 章江, 奈良間 美保
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 43-50
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、家庭で医療的ケアを必要とする子どもの親が、親であることや自分自身を感じる体験を明らかにすることである。5名の親に半構成的面接を実施し質的帰納的分析を行った。その結果【子どもはわかっていて思っていることがあるから、なんでも感じとりたい】、【子どもの成長やいい状態を感じるが、こんなのでいいのかとも思う】、【子どもがいいと私もいい、子どもが辛いと私も辛い】、【今まで感じていたことの、意味が変わったり広がったりする】、【本当にいろんなことがあった】、【理解して助けてくれるつながりがある】、【自分たちの思いとは違う人や場がある】、【家族一人一人を感じながら、みんな一緒に過ごす】、【私は私だから、今の生活の中で自分のいいように考えて過ごす】などの13カテゴリーが抽出された。親は、医療的ケアを必要とする子どもとの絆をとおして、親自らを主体とした感覚をもっており、親の体験や感覚をありのままに支える必要性が示唆された。
  • 木原 知穂, 薬師神 裕子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 51-58
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、タブレット型携帯端末を用いた小児糖尿病自己管理支援システムを活用し、1型糖尿病を持つ子どものセルフケア能力と自己効力感に関する効果を検証することである。糖尿病サマーキャンプに参加した1型糖尿病を持つ9歳〜18歳の15名を対象に、開発した専用アプリから、血糖値等のデータ入力を依頼し、システム使用前、使用直後、1か月後の糖尿病セルフケア行動尺度及び自己効力感尺度得点の変化を分析した。システムの評価は、アプリの評価得点とシステム使用時の子どもの反応から分析した。セルフケア行動尺度得点は、キャンプ終了後に有意な上昇を認めた。システムを楽しく活用して自己のデータを記録し、グラフ画面で各データを一元的に見て自身のデータを振り返ることで、自己の行動やインスリン量と血糖コントロールを容易に関連づけて考えることが可能になり、血糖コントロールに関する気づきや意欲を引き出す効果が示唆された。
  • 上原 章江, 奈良間 美保, 大須賀 美智, 茂本 咲子, 松岡 真里, 花井 文, 橋本 ゆかり, 井上 直美, 川合 弘恭, 西村 規予 ...
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 59-66
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    医療的ケアを必要とする子どもの在宅ケアを検討してから家庭で生活を始める過程において、家族が行う養育に対する看護師の認識の因子構造と関連要因を明らかにすることを目的に本研究を行った。入院中に医療的ケアを導入し、初めて家庭で生活するようになった子どもに関わった経験を持つ看護師を対象に、養育に関する質問紙調査を実施し、258名より回答を得た。看護師がとらえる家族の養育は、<因子1:医療的ケアや子どもの状態への親の思い>、<因子2:子どもの体調への親の理解と家族全体での対応>、<因子3:子どもと過ごす日常で感じる親である感覚>、<因子4:子どもや親に合わせた医療的ケアの理解と実施>の4因子であった。そしてこれらの認識は、看護師の勤務場所に加えて在宅移行支援の経験があることにより、研修会参加の有無が影響していた。子どもや家族の生活に触れ、その体験を振り返る機会の必要性が示唆された。
  • 下辻 聖子, 川上 あずさ, 中森 千賀, 平島 規子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 67-73
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究は、第1子のALL治療中に第2子出産のために母子分離となった母親の語りから、母親の苦悩や困難および喜びの体験の意味を明らかにし、支援方法の示唆を得ることを目的とした。研究方法は、母子分離を体験した母親1名の語りをデータとする質的帰納的分析である。結果、母親は児の骨髄移植までは期待や目標をもち、前向きに進もうとしたが、骨髄移植治療の副作用による病状悪化のなかで、第2子出産が迫り、無気力で孤独に陥った。その後、第1子の病状回復とともに自身の体調も回復し、劇的な心境の変化を体験した。そして、子どもの成長に期待を抱くことができるようになったという経過を辿った。子どもの病状の変化は、母親の感情や体調をも左右することにつながる。母子分離により母親の役割を果たせない悲嘆を認識した上で、母親の体調や心理状況を把握し、必要時家族の協力を得ながら、継続的に支援する必要があると示唆された。
  • 鈴木 優子, 佐鹿 孝子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 74-80
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    小児看護を実践する看護師が、どのような意思を持ち実践を継続してきているのかを明らかにする目的で、小児看護の実践が4〜6年目の20歳代の看護師10名に半構造的面接を行った。修正版クラウンデッド・セオリー・アプローチに準じて分析した結果、11カテゴリーと45概念が抽出された。11カテゴリーは、【壁にぶつかりながらの小児看護の実践】、【自分を奮い立たせて小児病棟に留まる】、【自分なりの関わり方の模索】、【子どもと親に認められたと感じる】、【手ごたえを自信につなげる】、【子どもと親に余裕を持って向き合える】、【小児看護の魅力に改めて気付く】、【自らを客観視し自分の状態を調整する】、【中堅看護師として責任を持って子どもの命を守ろうとする看護】、【新たな役割と課題へ取り組む】、【子どもとの関係を自分のエネルギーに変える】であり、【子どもとの関係を自分のエネルギーに変える】ことは、看護師の実践継続の原動力になると考えられた。
  • 木原 知穂, 薬師神 裕子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 81-87
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、小児糖尿病自己管理支援システムを糖尿病キャンプに導入し、医療者からのシステムの評価や教育的な活用方法を明らかにすることで、小児糖尿病教育におけるシステムの有用性を検証することである。医師・看護師・薬剤師等の医療者22名は、キャンプ期間中タブレット端末を用いて専用ホームページにアクセスし、グラフ化されたデータを閲覧したり1日の血糖コントロールに関するフィードバックコメントを入力するなどの教育的介入を行った。システム使用後に行った質問紙調査の結果、血糖値やインスリンに関する情報が十分得られ、グラフ画面の表示が見やすかったと評価され、子どものデータの共有やミーティングでの活用や教育的介入に役立つツールであることが示唆された。一方、データ通信環境の整備、アクセスの迅速性、十分な端末数の確保、長期間の使用による効果の検証などが今後の課題であり、さらなるシステムの改善が必要である。
  • 守谷 奈保美, 山内 教子, 藤本 縁, 兼近 みどり, 松岡 真里
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 88-93
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究は、PICUに配置転換となった看護師の中でも卒後5年目以下の看護師の体験を明らかにすることを目的とし、対象者8名に半構成的面接を行った。その結果、8のカテゴリー≪怖い場所というイメージしかできない≫≪不安がありPICUへ行くのが怖い≫≪治療が中心で看護をする責任が重いと感じる≫≪何もできない自分に自信が持てない≫≪家族との関わりに対する戸惑いを感じる≫≪PICUの看護に対して先輩のフォローを得られると感じる≫≪患者との関わりやできることが増えることで自信になる≫≪看護への興味、関心が拡大する≫が生成され、『不安や自信のなさを感じながらもケアを通して新たな自信を獲得し、看護への興味を拡大させる』体験をしていることが明らかとなった。配置転換した看護師への支援には、技術面へのサポートに加え、ケアを通して子どもの変化を共有する関わりが必要と考えられた。
  • 大久保 明子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 94-100
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究は、小児のターミナルケアに携わる看護師の態度に関する研究の動向、および看護師の態度の特徴について、国内の23文献から整理した。その結果、実態調査や家族のケアから、看護師自身の感情に焦点を当てた研究が増加傾向にあった。小児のターミナルケアに携わる看護師は、不安や葛藤などの感情を抱えている一方で、新たなケアに前向きに取り組み、最善のケアを提供したいと考えていた。また、家族へのケアが多く抽出され、ケアは闘病中から看取り、死別後に渡るまで行われていた。さらに、子どもの死の不安や恐怖に向き合うことの大切さが示されていた。今後は、看護師が子どもの死をどのように意味づけ、そのことが看護師のケアに対する態度にどのような変化をもたらすのかについての探求が望まれる。
  • 石田 航
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 101-107
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は悲嘆が強く生じる、子どもを亡くした親の心理的プロセスを子どもの発病から死別し、現在に至るまで探索的に検討することであった。病気で子どもを亡くした親5名に半構造化面接を実施し、M-GTAによって分析を行った。分析の結果、子どもを亡くした親は、【子どもの病気によるショック】から【自身の認知の再構成】(概念:27、カテゴリー:12)の局面を経て、現在まで子どもを亡くした悲しみと共に生活していた。発病後からのソーシャル・サポートの提供者は、死別後まで継続的に親を支えていた。一方で、死別後からのサポートの提供者は、それがたとえ精神科の専門家などでも本研究の協力者にとって、信頼関係の構築は困難であった。以上から親には、発病後から専門的な心理支援が重要である。また、発病直後からのソーシャル・サポートは、現在に至るまで親を支える可能性が検討されたことにより、ソーシャル・サポートの情報提供が医療者には求められる。最後に死別後に適切な支援ができる死別に精通した専門家の育成が必要になる。
  • 野村 佳代, 豊田 ゆかり, 枝川 千鶴子
    原稿種別: 本文
    2016 年25 巻1 号 p. 108-113
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
    医療依存度の高い子供(以下、医療依存児とする)が小学校入学に際して、教諭が期待する条件を明らかにするために、普通小学校に在籍する10名の教諭に対して、半構成的面接を行った。その結果、教諭は共通の思いとして、医療依存児や同級生たちの心の成長につながる医療依存児の入学は、重要と考え、【集団生活への意欲】【医療依存児の集団生活の体験】【教諭の医療的技術習得の保証】【学校内の支援体制】【学校内の設備】【学校と医療関係者との連携】を期待していた。このことから、医療依存児とその家族に集団生活に対する積極性を求める一方、医療依存児の受け入れには学校側に期待する課題が重要であるといえる。医療依存児の小学校入学が特別な行為ではなく、自然な形で受け入れられるように、医療依存児に関わる専門職たちが、入学前には医療依存児の集団生活への意欲向上を図りながら、入学後には教諭との協力体制づくりが求められているといえる。
  • 原稿種別: 付録等
    2016 年25 巻1 号 p. 124-
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2017/03/27
    ジャーナル フリー
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