日本小児看護学会誌
Online ISSN : 2423-8457
Print ISSN : 1344-9923
ISSN-L : 1344-9923
実践報告
医療的ケア児にかかわる保育所・学校看護師を対象とした教育的支援プログラム
―プログラムの実践への活用度とトラブル対応の実際―
大橋 麗子尾﨑 伊都子今福 輪太郎遠藤 晋作植田 陽子橋本 侑美船木 淳小川 綾花渡邉 梨央島田 有紗
著者情報
ジャーナル フリー

2026 年 35 巻 p. 208-215

詳細
抄録

 本研究の目的は、保育所・学校看護師を対象とした教育的支援プログラムが、実践に活用できる内容であったか明らかにすること、グループワークでの検討内容から、保育所・学校看護師が実践する医療的ケアにかかわるトラブル対応における多職種および保護者との連携の実際を明らかにすることである。プログラムに参加した36名から研究協力が得られた。プログラムの実践への活用度に対する質問紙への回答からは、プログラムのどのセッションも実践に活用できるとの高い評価を得た。トラブル対応では、保育所・学校看護師は、災害も含めたトラブル対応のための備えとして、日常的に保育士や教諭などとコミュニケーションをとり情報共有をしていること、トラブル対応時には、組織の一員として多職種と協働しながら看護実践を展開していることが明らかとなった。今後は、多職種とともに取り組む医療的ケアにかかわるプログラムを開発することが課題である。

著者関連情報
© 2026 一般社団法人 日本小児看護学会
前の記事 次の記事
feedback
Top