日本小児看護学会誌
Online ISSN : 2423-8457
Print ISSN : 1344-9923
ISSN-L : 1344-9923
実践報告
COVID-19流行期における小児発熱外来の取り組みとその課題
―患者アンケート調査を通して―
野田 千恵奥村 謙一
著者情報
ジャーナル フリー

2026 年 35 巻 p. 225-233

詳細
抄録

 【はじめに】新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)感染拡大に伴い、A病院では小児発熱外来の立ち上げを経験した。小児発熱患者および家族を駐車場内に誘導し、車内にて患児を待機させ、看護師・医師による診察、投薬・会計をすませるドライブスルー診療体制を構築した。【目的】COVID-19流行期における小児発熱外来の取り組みとその課題について明らかにする。【方法】2020年4月~2021年3月までに小児発熱外来を受診した患者の家族を対象としたアンケート調査を実施した。【結果】「感染隔離がなされている」、「新興感染症であるため仕方がない」という肯定的意見を認めた一方、「車内での待機時間が長い」、「待機場所の環境が悪い」などの否定的意見も認めた。【考察】COVID-19という新興感染症に対して、感染隔離という観点ではある程度の理解は得られたが、問題点も残されており、今後のさらなる検討が必要である。

著者関連情報
© 2026 一般社団法人 日本小児看護学会
前の記事 次の記事
feedback
Top