日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P1-016  関節リウマチにおけるAllograft inflammatory factor-1のサイトカイン・ケモカイン産生能および細胞遊走能についての検討
山本 相浩河野 正孝茎田 祐司藤岡 数記永原 秀剛村上 憲藤井 渉中村 薫妹尾 高宏角谷 昌俊川人 豊
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2012 年 35 巻 4 号 p. 334b

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抄録
  Allograft inflammatory factor-1(AIF-1)はラット異所性心移植モデルにおいて同定された分子量約17 kDのポリペプチドである.これまでに我々は,関節リウマチ患者の関節滑膜組織において,AIF-1の発現が滑膜細胞,単核球,線維芽細胞で亢進していることや,AIF-1が滑膜細胞の増殖,及び滑膜線維芽細胞やヒト末梢血単核球(PBMC)のサイトカインIL-6産生を促進することを報告している.前回,健常人のCD14陽性単核球において,RNA MicroarrayでAIF-1刺激による発現遺伝子を網羅的に検索し,ケモカインCCL2, CCL3, CCL7が高発現することを示した.また,これらケモカインのELISAでの定量的評価や,Cell Migration Assayでの細胞遊走能の評価も行った.今回さらに解析を進め,CCL2, CCL3, CCL7以外にもIL-6やCCL1の発現が亢進していることを明らかにし,定量的評価や細胞遊走能の評価も行った.関節リウマチにおけるAIF-1のサイトカイン・ケモカイン産生能および細胞遊走能について,考察を交えて報告する.
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© 2012 日本臨床免疫学会
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