日本臨床免疫学会総会抄録集
Online ISSN : 1880-3296
ISSN-L : 1880-3296
第39回日本臨床免疫学会総会抄録集
セッションID: W9-2
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ワークショップ9 免疫疾患の臨床
抗CCP抗体価とMRI骨髄浮腫:RAにおける関節破壊
*玉井 慎美有馬 和彦上谷 雅孝岩本 直樹岡田 覚丈喜多 潤子古賀 智裕川尻 真也一瀬 邦弘山崎 聡士中村 英樹折口 智樹井田 弘明青柳 潔江口 勝美川上 純
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キーワード: 骨髄浮腫, 抗CCP抗体, X線進行
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抄録
背景:MRI骨髄浮腫と抗CCP抗体は関節リウマチ (以下RA)の予後因子である。. 目的: 私たちは抗CCP抗体陽性患者においてMRI骨髄浮腫が予後予測に有用であるか否かを評価した。 方法: 罹病期間2年以内の抗CCP抗体陽性RA患者55名を対象とした。両手指関節MRIと両手単純X線、抗CCP抗体価を2年間フォローした。経過中の骨髄浮腫の有無で2群に分け、X線進行と抗CCP抗体価を比較した。 結果: 骨髄浮腫陽性は37名、陰性は18名であった。前者においてX線進行 (4.70±6.66 U/ml vs 0.01±0.14, p < 0.0001) と抗CCP抗体の経過中の最高値 (385.2±842.7 U/ml vs 81.8±119.4 U/ml, p < 0.05)に有意差が認められた。多変量解析の結果、2年間の経過中の骨髄浮腫の出現、初診時の骨髄浮腫の存在がX線進行予測因子であった(各々p < 0.0001, RS=0.64。p < 0.005, rs=0.39)。 結論: MRI骨髄浮腫のX線進行における重要性が示された。
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© 2011 日本臨床免疫学会
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