デジタルアーカイブ学会誌
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デジタルアーカイブ学会第1回研究大会予稿
[B04] 白川郷和田家デジタルアーカイブにおける地域資料の継続的な記録と保存
谷 里佐佐藤 正明加藤 真由美櫟 彩見
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ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data 電子付録

2017 年 1 巻 Pre 号 p. 47-50

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抄録

世界遺産「白川郷」の和田家(国重文)は、白川郷荻町合掌集落の北端に位置し、白川村に現存する合掌造り家屋の中では最大の規模をもつ。歴代の当主は、江戸期には、名主・組頭を勤め、明治期には、初代村長となるなど、「白川郷」の歴史と深い関わりをもつ。岐阜女子大学では、この和田家のデジタルアーカイブを2000年より継続的に進め、2世代にわたる当主のオーラルヒストリー、和田家の建築構造、和田家所蔵の古文書・古記録等、多くの資料を記録し、保存、利用提供を行っている。さらに、今年度、新たな視点での記録を始めた。地域資料の継続的な記録と保存の実践と利用提供について報告する。

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