デジタルアーカイブ学会誌
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ポスター発表
[P01] 我が国における地方紙のデジタル化状況に関する調査報告
平野 桃子東 由美子時実 象一柳 与志夫
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ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data 電子付録

2018 年 2 巻 2 号 p. 140-143

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抄録

欧米で進んでいる古い新聞のデジタル化とその活用に対し、我が国では全国紙は別として、デジタル編集導入以前の過去に発行された地方新聞のデジタルデータの公開とその活用は、ほとんど進んでいないのが現状である。しかし、古い新聞原紙の劣化の進行、地方紙の地域における役割の重要性等に鑑みて、過去の地方紙のデジタル化は、今後の我が国のデジタルコンテンツ形成、及びデジタルアーカイブ構築にとって極めて重要な課題となっている。

このような問題意識のもと、筆者らは、2017年2月から5月にかけて、日本新聞協会の協力を得て、協会に加盟する地方新聞社73社に対し、デジタル化に関するアンケート調査をおこなった(回収率64.4%)。

調査内容は、(1)各社における原紙・縮刷版・マイクロフィルム・DVD・CDでの保存状況、(2)オンライン上で公開されたデジタルデータに関する状況、(3)非公開の形でのデジタルデータに関する状況、(4)デジタルデータの公開基準(フリーアンサー形式)の4項目であった。

本稿では、それらの概要について報告をおこない、地方紙のデジタル化やデータの公開に関する課題、問題点等を検討する。

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https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
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