デジタルアーカイブ学会誌
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口頭発表
[A34] 国書刊行会刊「近代日本彫刻史」における人名および事項の索引作成
保坂 涼子
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2019 年 3 巻 2 号 p. 143-146

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抄録

本稿は筆者が『近代日本彫刻史』(田中修二、大分大学)において巻末索引を作成した際のデータベースをもとに本の内容を浮かびあがらせようというものである。索引作成持に必要となるのはキーワードの設定と主要な固有名詞の選定である。田中修二の『近代日本彫刻史』は江戸時代までの日本美術史の中で語られてきた彫刻的な造形と明治期以降の近代日本彫刻史とを明確に区分するという意図を持っていない。「彫刻」というメディアと分離して取り扱われてきた分野の間にも彫刻的造形を見出すという新たな試みである。西洋のsculptureという意味で「彫刻」という語が登場するのは1876(明治9)年の工部美術学校の開設以後からと考えられる。明治期以降「彫刻家」として活躍した人物たちの中には仏像制作の仏師、様々な業種の職人までも含まれる。全9章から抽出した固有名詞、造形表現用語、各種事項の作成作業についての報告である。

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