デジタルアーカイブ学会誌
Online ISSN : 2432-9770
Print ISSN : 2432-9762
口頭発表
[B13] 最新映像機器によるデジタルアーカイブ:~360度カメラを利用した実写VRコンテンツ~
河道 威古賀 崇朗永渓 晃二米満 潔
著者情報
ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data 電子付録

2019 年 3 巻 2 号 p. 159-162

詳細
抄録

佐賀大学クリエイティブ・ラーニングセンターでは、これまでに佐賀県内の伝統工芸や伝承芸能などの歴史的・文化的な資産や資料を映像として記録し、アーカイブコンテンツを制作している。更に、それらは本学の学修教材として利用したり、「佐賀デジタルミュージアム」において公開したりしている。それらの映像の撮影には、2010年度ごろまではDVカメラ(SD画質)、2011年度からはHD画質のカメラ、2017年度からは4Kカメラを使用してきた。2018年度からは、360度全方位を撮影できる業務用の360度カメラを導入し、360度実写VRコンテンツの制作にも取り組んでいる。そして、360度カメラの全方位を動画や写真で撮影できる利点を生かした映像アーカイブにも活用している。

本稿では、360度カメラによるアーカイブコンテンツ制作の現状と課題について報告する。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top