デジタルアーカイブ学会誌
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ポスター発表
[P07] デジタルアーカイブ理論の変遷:デジタルアーキビスト養成におけるデジタルアーカイブ理論の変化
井上 透
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ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data 電子付録

2019 年 3 巻 2 号 p. 231-234

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抄録

デジタルアーカイブの開発、運営を担うデジタルアーキビスト養成において、当初は博物館・図書館・公文書館・大学が所蔵する有形・無形の文化遺産のデジタル化とウェブ公開のための理論・技術・著作権処理が中心であった。その後、自治体や企業・産業資料など取り扱う対象の質・量の拡大し、組織的なデジタル化やオープンデータ化などデジタルアーカイブを社会の知識基盤とするための対応が必要となるなど、理論・技術・権利処理など養成内容が変化している。人材育成におけるデジタルアーカイブ理論の課題と今後の方向性を考えたい。

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