デジタルアーカイブ学会誌
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口頭発表
[B13] デジタルコンテンツと持続性:明治大正期書画家番付データベースを例に
小山田 智寛二神 葉子逢坂 裕紀子安岡 みのり
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 4 巻 2 号 p. 154-157

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抄録

近年、デジタルコンテンツの公開がますます盛んになり、オープンデータによるデジタルデータの活用も進んでいる。一方、フロッピーディスクやMOなどの記録メディアの問題は言うまでもなく、2019年12月のYahoo! ブログのサービス終了など、プラットフォームの変容に追随できず公開が持続できないデジタルコンテンツも増えている。東京文化財研究所では、2018年、幕末から明治大正期にかけての書画家の番付のデータベースを公開したが、これは2004年に作成され、技術的な問題で公開が停止していたデータベースのリニューアルである。このリニューアル作業を例として、デジタルコンテンツを持続させるための課題を検討したい。

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