デジタルアーカイブ学会誌
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一般研究発表(オンライン)
[B3] 「ジャパンサーチ・アクションプラン2021-2025」が目指すもの:~策定プロセスから見えたデジタルアーカイブの現場の思い
奥村 牧人徳原 直子髙橋 良平
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ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data

2022 年 6 巻 s3 号 p. s151-s154

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抄録

2021年9月、デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)は、今後のジャパンサーチの活動の方向性を示した「ジャパンサーチ戦略方針2021-2025」を策定し、翌年4月には、その目標の実現に向けて「ジャパンサーチ・アクションプラン2021-2025」を策定した。

国立国会図書館は、実務者検討委員会の企画運営に協力しており、ジャパンサーチのシステム開発・運用等の実務を担当する立場から、戦略方針やアクションプランの素案の作成を分担した。素案の作成に当たり、国立国会図書館は、ジャパンサーチの連携機関と2回にわたる意見交換会を開催した。そこでは、共創的な議論が行われ、多様な意見の集約を図ることができた。

本発表では、意見交換の場で出た連携機関の主な意見を紹介し、デジタルアーカイブに取り組む現場の人々の要望を踏まえ策定されたアクションプランが何を目指しているのかを解説する。

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