デジタルアーカイブ学会誌
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セッションD1
[D12] 『「デジタルアーカイブ活動」のためのガイドライン』が目指すこと:策定プロセスから見えたこと
眞籠 聖徳原 直子奥村 牧人
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ジャーナル オープンアクセス

2023 年 7 巻 s2 号 p. s91-s94

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抄録

令和5年9月、国の分野横断プラットフォーム「ジャパンサーチ」の運営主体である、知的財産戦略本部デジタルアーカイブジャパン推進委員会実務者検討委員会は『「デジタルアーカイブ活動」のためのガイドライン』(以下「ガイドライン」という。)を策定した。ガイドラインは、アーカイブ機関やこれからデジタルアーカイブに関わる活動を始めようとする機関、活用者を含む個人を対象に、平成29年4月策定の『デジタルアーカイブの構築・共有・活用ガイドライン』等を、近年の情報技術の進展やデジタルアーカイブを取り巻く環境の変化を踏まえ改定したものである。国立国会図書館は、ジャパンサーチの運用や連携実務を担当する立場からガイドラインの素案を作成した。本稿では、検討過程に関わってきた立場からガイドラインの目的と内容を概説する。

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