本研究の目的は,歴史的・社会的に意義のある資料への興味・関心を高めるためのデジタルアーカイブ活用方法を開発することである。その手法として,デジタルアーカイブ上で「場所」に関する写真資料について,子どもたちが調べ学習で明らかにした知見をストーリーとして付与し,互いにストーリー付きのアーカイブ資料を発表しあう授業を提案する。手法の妥当性を検証するため,開発した授業を小学校で実施し,子どもたちの資料に対する興味・関心がどのように変化したかを分析する。その結果,「写真にストーリーを付与することで子どもたちの資料への興味・関心は高まる」という仮説を支持する知見が得られると予想する。本発表ではその授業実践の結果について報告する。