ダム工学
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重力式コンクリートダムの安全管理における必要最小限の計測箇所選定方法の提言
山口 嘉一小堀 俊秀
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2011 年 21 巻 4 号 p. 263-271

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抄録
今後,戦後に建設された多くのダムが,完成後50年を迎える。これらの完成後長期間経過したダムの中には,重要な計測項目・箇所であっても,計器異常等により計測をとりやめた後復旧していない等,安全管理のための計測が十分に実施できていないダムがあることがわかった。本稿では,重力式コンクリートダムを対象に,河川管理施設等構造令で定められている安全管理のための各計測項目について,必要最小限の計測箇所の選定方法を提言する。
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© 2011 ダム工学会
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