ダム工学
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論文
貯水池堆砂量推定モデルの構築と気候変動に伴う堆砂速度増大率の推定-熊本県緑川ダム貯水池を対象として-
高橋 大地石川 忠晴道奥 康治
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2022 年 32 巻 2 号 p. 141-152

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抄録

全球的気候変動に伴う豪雨増大によるダム堆砂量の増加が懸念されている。そこで本研究では熊本県にある緑川ダム貯水池を対象として降雨等の水文時系列データから貯水池堆砂量を推定するモデルを構築し,実測データと比較して再現性を検証した。続いて,21世紀末の降雨および流量倍率の推定値から堆砂量の倍率を推定したところ,RCP2.6に対して1.9倍,RCP8.5に対して3.2倍という結果を得た。このように大きな倍率の原因は,降雨強度の増大による崩壊地拡大と渓流における粗礫移動の活発化によると考えられた。

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