(株) ダイム技術サービス
愛知工業大学工学部
1996 年 6 巻 23 号 p. 16-28
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本研究は, ロックフィルダムのコア内部の水理的破壊現象の発生機構ならびに評価手法について論じたものである。すなわち, 水理的破壊現象に関するコア材料の室内浸透実験と初期湛水時を想定した堤体の挙動解析を行い, 両者の結果を組み合わせて水理的破壊現象に対する実用的な評価・判定方法の提案を行った。これらの成果として, 堤体内 (コア部) の応力状態に加えて浸透流の状況 (動水勾配) を考慮することにより, 実ダムの崩壊状況を明瞭に説明できることを示した。
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