日本透析療法学会雑誌
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慢性透析導入患者の臨床的検討
大矢 晃宮形 滋加藤 隆三原田 忠土田 正義
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1988 年 21 巻 7 号 p. 613-619

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抄録
昭和45年11月より昭和60年12月までに慢性透析に導入した患者148名について透析導入時を中心として臨床統計観察を行った.
148名中男性は93名, 女性は55名で, 男女比は1.69:1であった. 年齢は14歳から78歳で, 平均年齢は48.4歳であった.
原疾患は慢性糸球体腎炎が64名と一番多く, つづいて糖尿病の21名であったが, 原疾患が不明な患者も22名に達していた.
透析導入時の主訴については, 倦怠感と疲労感が48.0%と最も多かった. 臨床検査成績では導入時, 心胸比53.5±8.2%, BUN 111±36mg/dl, Cr 11.6±4.9mg/dlであった.
昭和61年1月1日現在, 148名中55名が死亡しており, 死因の第一位は心不全19名, 第二位は脳血管障害12名であった. 透析導入後の実測生存率についてみると, 5年生存率56.7%, 10年生存率46.1%であった.
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© 社団法人 日本透析医学会
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