日本透析療法学会雑誌
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心因性腰痛と診断されていた維持透析患者に脊髄腫瘍の合併を認めた一症例
河辺 満彦葉山 修陽荒井 龍彦大薗 英一原 一男赫 彰郎福田 憲昭中川 俊樋口 順三
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1988 年 21 巻 8 号 p. 717-720

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抄録
症例は33歳女性. 昭和55年透析療法導入. 以後4年間維持透析を続けてきたが, 昭和59年1月頃より左鼡径部より腰部にかけての激痛が出現し, 一時心因性腰痛と診断されていたが, 跛行, saddle anesthesiaの全知覚障害のほか, 腰椎穿刺による髄液にNonne-Froin徴候を認め, またmyelographyで完全ブロックを認め, 硬膜内髄外腫瘍と診断し整形外科的手術を施行. 病理学的に良性のneurinomaと診断された. 術後症状軽快し, 以後再び維持透析を続行している症例を報告する.
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© 社団法人 日本透析医学会
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