3,5歳の幼児にタブレットから映し出される絵本(デジタル絵本)を視聴させた。その際,タブレットから流れる機械音声と,実験者が読み聞かせる肉声の2条件を設けた。絵本視聴後,お話の内容を問うエピソード記憶課題,お話の順番どおりにカードを並べる並べ替え課題の順で課題が実施された。その結果,エピソード記憶課題については,5歳児は2条件間に成績差は無かったが,3歳児の成績は機械音声よりも肉声の方が良かった。一方,並べ替え課題では, 3,5歳児ともに,条件間で成績差は見られなかった。この結果から,発達段階を考慮した新たなデジタルデバイスの使用方法を提案した。