日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
Online ISSN : 2188-062X
ISSN-L : 2188-062X
日本デジタル教科書学会第5回年次大会
セッションID: 2G-3B-3
会議情報

2G-3B
地域課題解決型学習「ふくちやまモデル」におけるアクティブ・ラーニングの効果
*尾崎 正志沖田 翔上條 将吾福井 裕晋
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録

特定非営利活動法人伊能社中では、2015年度に京都府福知山市でアクティブ・ラーニングの開発・実践を行った。福知山市は、頻繁に水害が発生する地域である。そのため、生徒たちが防災の取り組みを考え、防災情報を地域の住民に届ける方法を形にすることをテーマに「共有」→「課題設定」→「アイデア出し」→「プロトタイプ制作」→「テスト・検証」という5ステップの流れで実践を行った。これを地域課題解決型学習「ふくちやまモデル」と定義する。

福知山成美と伊能社中が協力することにより、生徒が徐々に主体的に動き地域のことを考えるようになり、市民や自治体の人に成果発表するとことで、生徒の向上心もみられる効果があった。

著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top