心電図
Online ISSN : 1884-2437
Print ISSN : 0285-1660
ISSN-L : 0285-1660
自律神経刺激による非虚血性ST-T変化
飯沼 宏之相良 耕一関口 昭子高橋 宣光加藤 和三
著者情報
ジャーナル フリー

1993 年 13 巻 2 号 p. 148-154

詳細
抄録
交感神経刺激により神経支配域にST下降・T陰転の初期変化, ST下降・T陽転の後期変化が生じた.初期ST下降・T陰転に一致してMAPプラトー電位増大, MAP持続延長が, 後期ST下降・T陽転に一致してMAP静止期電位増大, 持続短縮が生じていた.これらの変化は冠静脈血酸素分圧の変化と平行せず非虚血性と考えられ, ST下降は神経刺激による心筋細胞Kイオン摂取増大で説明できた.神経非支配域では, これらの変化の鏡像変化を伴った.迷走神経刺激では非虚血性ST上昇が生じた.
著者関連情報
© 一般社団法人日本不整脈心電学会
前の記事 次の記事
feedback
Top