心電図
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12誘導陰性T波からみた前壁心筋虚血と左室肥大との鑑別診断
泉 礼司末綱 竜士山本 誠一宮井 智子若狭 ちさと梶谷 敦子中務 二規子吉田 清沢山 俊民長谷川 浩一
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2001 年 21 巻 2 号 p. 156-163

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抄録
【目的】広範な前胸部誘導で陰性T波を認める前壁心筋虚血と左室肥大との鑑別が1枚の心電図のみで可能か否かを検討し, その判別に有用な心電図指標を見出すことを目的とした.【対象】胸部 (V2~V6のすべて) 誘導で陰性T波を呈する前壁心筋虚血 (CAD) 群26例および, 左室肥大と肥大型心筋症の非冠動脈疾患 (N-CAD) 群22例を対象とした.【方法】標準12誘導心電図の陰性T波の特徴につき2群間で対比検討した.【結果】CAD群では陰性T波は, 深さのpeakがN-CAD群のV4, V5に比し, V2~V4とより右側にみられ, 陰性T波の深さの比V2/V6>1が高率であった, また陰性T波終末部のオーバーシュートを欠き, V5の0.1mV以上のST下降がなく, aVRのT波は陰性であった, 【まとめ】これらの指標を用いれば, 1枚の12誘導心電図のみで両者の判別がより明瞭となる可能性が示された,
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© 一般社団法人日本不整脈心電学会
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