三菱電機では,技術者の実践的技術力の向上を目的に,全社技術者教育講座「技術ゼミナール」を衛星通信利用の遠隔教育と研修センターでの集合教育の2形態で実施している。
今回,講座をより充実させるため受講者の生の評価・意見を知ることを目的に,講座終了アンケート1年分について2種類の教育実施形態別に分析・検討を行った。その結果,(1)衛星教育・集合教育のいずれも各々に見合った教育効果をあげていること,(2)視覚に訴えた教材が重要であること,(3)衛星教育ではテキストの出来映えと双方向機能が重要であること,(4)集合教育では,演習・実習・グループ討議などが求められていることが明らかになったので報告する。