環境感染
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外科系病棟看護師のアルコール含有手指消毒薬を用いた手指衛生行動の検討
休波 茂子浅尾 淑子
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2006 年 21 巻 4 号 p. 272-277

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抄録
医療処置に伴う看護行為が多い外科系病棟における看護師のアルコール含有手指消毒薬を用いた手指衛生行動を明らかにするために調査を行った. 調査期間は2004年6月~8月, 調査日数は15日間であった.(1) ナースステーションの手洗いシンク場,(2) 観察室への入退室時,(3) MRSA感染症患者の病室への入退出時,(4) 創処置介助時における看護師の手指衛生行動の観察を行った結果, 手指衛生行動535場面に対して, アルコール含有手指消毒薬を用いた手指衛生行動が67場面 (12.5%) 観察された. それぞれの場面での看護師のアルコール含有手指消毒薬を用いた手指衛生行動は, 手術後患者収容の観察室への入退出時における手指衛生47回に対して2回 (10.0%) と少なかったが, MRSA感染症室への入退室時においては, 手指衛生45回に対して33回 (73.3%) であった. 59の創処置介助場面については, 看護師の手指衛生21回のうち, 15回 (71.4%) であった.今後, アルコール含有手指消毒薬を用いた手指衛生の推奨と同時に, 看護師の手指衛生行動を高めていくための方策の必要性が示唆された.
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© 日本環境感染学会
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