日本臨床救急医学会雑誌
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原著
新生児救急搬送の現況
一千葉県こども病院における問題点一
相澤 まどか
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2009 年 12 巻 4 号 p. 428-436

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抄録

目的:当院を中心に千葉県における新生児救急搬送の現況と問題点を報告する。対象と方法:2005年1月1日から2007年12月31日までに,千葉県こども病院に入院した児を,診療録をもとに後方視的に検討した。結果:当院は千葉県の小児専門病院であり,産婦人科が併設されていないため,全例院外出生の児で新生児搬送されて当院に入院となる。年間入院数は約200,県内の他施設ではほとんど扱っていない先天性心疾患,脳外科疾患などの新生児期に手術を要する疾患を多く扱っている。胎内診断されていない症例がほとんどであるため,診断が遅れて状態が悪化したり,搬送元が遠方で搬送に時間がかかって状態が悪化することもしばしばあった。考察:新生児搬送はリスクが高いため母体搬送が理想的であるが,やむを得ず母体搬送ができなかった場合は新生児搬送が必要となる。児へのストレスを最小限にして速やかに搬送するためには,地域間の連携やシステムの構築が必要である。

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© 2009 日本臨床救急医学会
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