日本臨床救急医学会雑誌
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調査・報告
大規模災害時において防衛医科大学校を固定した広域搬送医療拠点(staging care unit)として使用する試み
柳川 洋一池内 尚司斉藤 大蔵望月 英隆緒方 克彦早川 正道
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2010 年 13 巻 5 号 p. 639-642

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抄録

防衛医科大学校は,CH-47Jクラスの大型回転翼が2機離発着可能なヘリポート用グラウンドと,UH-1クラスの通常の回転翼が1機離発着可能なヘリポート用野球場を2箇所保有している。この2箇所のヘリポート用グラウンド・野球場と救命救急センターを使用して効率的な運用を行えば,複数の重症負傷者をグラウンドで広域搬送として受け入れ,防災ヘリ等を使用して野球場から分散転送可能である。したがって,大規模災害時には,大量負傷者を収容し,かつ分散搬送する固定した広域搬送医療拠点(staging care unit)としての可能性を保有している。

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© 2010 日本臨床救急医学会
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