2010 年 13 巻 5 号 p. 639-642
防衛医科大学校は,CH-47Jクラスの大型回転翼が2機離発着可能なヘリポート用グラウンドと,UH-1クラスの通常の回転翼が1機離発着可能なヘリポート用野球場を2箇所保有している。この2箇所のヘリポート用グラウンド・野球場と救命救急センターを使用して効率的な運用を行えば,複数の重症負傷者をグラウンドで広域搬送として受け入れ,防災ヘリ等を使用して野球場から分散転送可能である。したがって,大規模災害時には,大量負傷者を収容し,かつ分散搬送する固定した広域搬送医療拠点(staging care unit)としての可能性を保有している。