日本臨床救急医学会雑誌
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調査・報告
標準業務手順書を遵守するためのツールとしてのTwo Minutes Lesson(TML)実施の試み
田口 博一西内 辰也高松 純平山本 啓雅山村 仁溝端 康光
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2013 年 16 巻 2 号 p. 70-74

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抄録

診療プロトコール,マニュアルなどの標準業務手順書(Standard Operating Procedures)を遵守する目的のひとつとしてTwo Minutes Lesson(TML)を実施した。救命救急センター医師10名(アンケートは臨床研修医を含む16名)に対して行つた。8種類の診療プロトコール(蘇生後脳症の体温コントロール,重症急性膵炎の動注療法等)に関するスライドを作成し,モーニングカンファレンス前2分間に指名医師が該当種目について説明した。TML実施前と2か月後にプロトコールの内容に関するテストを行つた。8名は点数が上昇したが,2名は逆に低下した。 アンケートではTMLは有効であると回答を得た。TMLは診療プロトコールの遵守に有効であると考える。

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© 2013 日本臨床救急医学会
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