日本臨床救急医学会雑誌
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調査・報告
JCI更新に伴ったSTAT(緊急)検査報告体制構築の取り組み
須田 章則加藤 義明矢野 昌男吉野 良雄
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2016 年 19 巻 3 号 p. 522-526

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抄録
目的:2015年10月予定のJCI病院国際認定(JCI)の更新審査(2回目)を控え,JCI病院認定評価基準改訂第5版で要求される重要な診断検査結果を報告するプロセスの構築・実践(IPSG.2.1),引き継ぎ時コミュニケーションの標準化(IPSG.2.2)につき対応した。方法:診療放射線技師(以下,技師と略す)のみで完了しうる検査で生命予後にかかわる緊急性の高い所見検出時の報告フローを策定すべく,要求事項に基づき,対象疾患・適応条件・伝達方法・モニタリング手段等を協議した。結果:引き継ぎ時コミュニケーションの定義や報告時電子カルテ記録の定型文登録,ならびに技師の責務と免責に関する内容を含め報告体制を構築,運用を開始した。考察:JCI 要求事項に基づく取り組みが,正確迅速な医師への報告体制構築に加え,チーム医療推進の一環である技師の専門性を生かした画像読影補助に関する当院のSTAT報告ガイドラインの策定に結びついた。
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© 2016 日本臨床救急医学会
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