日本臨床救急医学会雑誌
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調査・報告
病院内に勤務する救急救命士としての業績と今後の展望
蒲池 淳一
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2021 年 24 巻 4 号 p. 547-554

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抄録

医療機関で救急救命士の雇用が増加しているなか,川崎幸病院では救急救命士のみが所属する部署EMT(Emergency Medical Technician)科を配置し,病院の独立した部署として地位を確立している。配置当初は病院の理念である「断らない医療」の体制づくりを目指し院内でタスクシフトを行ってきたが,徐々に業務を拡大していき院内だけではなく院外業務も積極的に行っている。新型コロナウイルス対策では,ベッドコントロールに介入するなど多くの業務や権限を病院内に勤務する救急救命士(以下,病院内救命士という)に集約させ,病院の経営改善に貢献することができた。今後は病院内救命士の教育体制を確立し,各医療機関の参考となるような部署づくりを目指していきたい。

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