目的:集中治療室においてエキスパートナースが重要視している外傷患者実践について明らかにする。方法:救急・集中治療領域の専門看護師,認定看護師9名を対象に半構成的面接を行った。面接は集中治療室において重要視している外傷看護実践にて構成し,分析は質的記述的研究法を用いた。結果:集中治療室において重要視している外傷看護実践は,【急変を回避し状態の安定化を図るための臨床判断】【損傷部位と重症度に即した早期離床の介入】【残存機能の維持,向上に向けた生活へのかかわり】【衝撃に対する患者・家族の反応から捉えた精神的ケア】【患者の転帰を予測した多職種との連携】等の8カテゴリーが生成された。結論:集中治療室においてエキスパートナースは,患者への直接的なケアと多職種連携を重要視していることが明らかとなった。