2000 年 3 巻 2 号 p. 276-283
目的・方法:医療資器材を用いた応急処置技術修得のための初期教育および再教育について,205名の救急Ⅱ課程/標準課程修了救急隊員を対象として58項目よりなるアンケート調査を行った。結果:初期教育;医師の指導を受けた者─バッグマスク46%,喉頭鏡58%,デマンドバルブ9.3%,人工呼吸器19.5%。教育方法;病院内実習を行った者―バッグマスク22.3%,喉頭鏡/人工呼吸器3%未満。ショックパンツ,自動式心マッサージ器では87.4%が救急Ⅱ課程/標準課程研修時に初期教育を受けていた。再教育;定期的に再教育を行っている者―バッグマスク58%,喉頭鏡27.6%,デマンドバルブ42.8%,人工呼吸器32.9%,ショックパンツ31%,自動式心マッサージ器23.7%。結論:医療資器材を用いた応急処置の技術修得の初期および再教育の充実が求められる。