立命館大学 [日本]
滋賀県立大学 [日本]
2023 年 2023 巻 2 号 p. 289-296
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
対話の場合,左右のような空間の相互理解は簡単ではない.これは相手の視点を取るか自分の視点を取るかの選択肢が,言語およびジェスチャー(例.指差し)で2×2の4通り存在し,混乱を招きやすいためである.本稿では,子供用のブロックを用いた二者課題達成対話を対象に,英語学習者がブロックを置く位置を説明する際に左右をどのように説明し,聞き手との相互理解に至るのかを言語とジェスチャーの繰り返しに注目して,量的,質的に分析する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら