日本教育工学会研究報告集
Online ISSN : 2436-3286
Neo教育工学の立場からの「教育制度論」カリキュラム
松田 稔樹
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2024 年 2024 巻 2 号 p. 214-221

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抄録

Neo教育工学は,教育的手段を用いてSDGs等のあらゆる問題の解決を目指す学問である.例えば,「質の高い教育をみんなに」を実現する方法には,ツールの開発以外に教育制度改革も考えられる.また,ツールを開発しても教育制度が整わなければ格差を拡大させるだけである.本稿では,教育的手段としての教育制度に着目し,より良い社会の実現に向けて現状の制度の利点・問題点を検討し,それを改善するための方法論を指導する教職課程あるいは公民科のカリキュラムについて考える.

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© 2024 日本教育工学会
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