2024 年 2024 巻 3 号 p. 79-86
本研究では,安里・堀田(2024a)が示した小学校の社会科教科書に掲載されているQRコードからリンクしている学習コンテンツ(QRコンテンツ)の分類結果を,学年別,教科書会社別に分類し,それらの結果を比較した.その結果,中学年では読解を支援するQRコンテンツの割合が高く,高学年では情報収集を支援するQRコンテンツの割合が高いこと,A社,B社のQRコンテンツは約200件であるのに対して,C社のQRコンテンツは約500件であることなどが確認された.