2024 年 2024 巻 3 号 p. 143-146
筆者らは,Society5.0を迎える社会の中で幼児教育において幼児に対してのICT(Information and Communication Technology)利活用に焦点を当てた研究活動を行っている.幼児に対してのICT保育利活用として,保育室の環境に多大な影響を与える「壁面構成」に着目し,幼児が触ることでイベントが発生する“応答志向型デジタル壁面構成(インタラクティブウォールデザイン)”の開発に取り組んでいる.本稿では,応答志向型デジタル壁面構成の実践を控え,開発した教材の見直しとその改変について報告する.