2025 年 2025 巻 3 号 p. 104-111
本研究では学校で子どもが生成 AI を利用した際のプロンプトの横断的な傾向と教師による指導の内容や成果の実態調査として,生成 AI 教材の利用データ(N=554,781)と教員アンケート(N=97)を分析した.その結果,基本的な利用方法や AI の回答を批判的に検討する姿勢を促す指導に成果が見られ,情報活用能力の高いクラスでは長期間の利用により, 対話的な意見交換や批評支援といった 「学びのパートナー」としての活用の兆しが見られた.一方で一部の子どもが安易な回答をもとめる為の利用に留まってしまうという課題も示唆された.